新幹線が遅れているに、きっぷを変更する方法まとめ

お役立ち情報

速達アナリストのShinです。今回は新幹線が遅れてしまった時にあなたができる対応法を約款に基づき詳しくご紹介します。

なお、本記事は通常の切符の場合の内容となります。EX予約や(企)(契)などと書かれている切符については取り扱いが異なりますので、ご了承ください。

乗車前で列車の変更がしたい

あなたが列車に乗車する前で、列車の変更がしたい場合は「事故による列車変更の取り扱い」と「」が選択肢として入ってきます。条件に一致する場合は、「事故による列車変更の取り扱い」が一番条件がよく、次に「旅行開始前のきっぷの変更」がよく、それでもダメな場合は「旅行開始後のきっぷの変更」になるかと思います。

事故による列車変更の取り扱い

まず初めに、事故による列車変更の取り扱いについて説明します。次の条件に該当するときは、事故による列車変更の取り扱いを行うことができるとされています。

(1)列車が運行不能になったとき
(2)列車の出発時刻が既に1時間以上遅れているときまたは遅れることが確実なとき
(3)今は遅れていなくても、この先の区間で1時間以上遅れることが確実なとき
(4)列車が遅れて乗り換えができなかったとき

この4つのいずれかに該当するときは、天候や人身事故などのJR以外の責任でも列車の変更をしてくれます。

変更は切符売り場での取り扱いのみとなります。きっぷうりばで1時間以上遅れているので、変更してほしい旨を伝えてください。

また、差額については、安くなる場合は返金をしてくれますし、追加となる場合は差額を支払う必要はありません。満席などで別の列車の指定席が充当できないときは、残念ながら自由席に変更という形になりますが、この場合、指定券の半額を返金してもらえます。

なお、この取り扱いは一般的には公開されておらず、いつ変更になるかもわかりません。しかし、かなり利用者側に有利な取り扱いとなっているので、条件に合致する場合はぜひ駅員さんに相談してみてください!

旅行開始前のきっぷの変更

最後に考えるのが、通常の時間変更です。指定券は購入後1回に限り、別の指定券に変更をすることができます。若干の遅延で、後述の事故による列車変更の取り扱いができない場合は、この方法がよいでしょう。ただし、既に変更をしている場合はこの方法を使うことはできません。

変更する際は、きっぷ売り場で申し出てください。発車時刻前で、差額がない場合は指定席券売機でも変更が可能です。

注意する点は、差額の精算があるということです。例えば、ひかり号からのぞみ号の指定券に変更をする場合、差額の支払いが必要となります。

旅行開始後のきっぷの変更

最終手段は旅行開始後のきっぷの変更です。これは、事故によるきっぷ変更の条件に合致していなくても、すでにきっぷを変更後でも利用することができます。

この方法は、新幹線に乗車後に車掌に申告してきっぷを変更する方法です。既に持っているきっぷで新幹線に乗車し、列車の変更を申し出てください。遅れている場合の想定なので、乗り遅れ(所持しているきっぷより遅い列車)では適用されませんので注意してください。

料金については、もともとのきっぷと変更後のきっぷを比較し、不足額があれば支払い、過剰額は払いもどしされません。ひかりからのぞみに変更するばあいは、差額の支払いが必要で、逆にひかりからのぞみに変更する場合差額は返ってこないということです。

また、指定席が満席の場合は変更できず、自由席になる場合もあるかと思います。この場合も差額の返金はありません。なので、この手段は最終手段としたいところです。

まとめ

方法条件料金方法おすすめ度
事故による変更厳しい不足分は支払わない。過剰分は返金。駅で申告★★★
旅行開始前の変更変更していなければOK不足分支払う。過剰分は返金。駅で申告★★
旅行開始後の変更なし不足分は支払う。過剰分は返金なし。車掌に申告

今回は、新幹線が遅れたときの対処法についてまとめました。事故による変更がかなり有利なものということがお伝えできたかと思います。

次回以降は運休した場合や、EX予約の場合についてもお伝えしたいと思います。

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